CHAPTER 04 ── Essentials
覚えるべき必須内容
プロンプト、CLI、IDE、API、MCP、Skills。カタカナとアルファベットが並びますが、役割はシンプルです。「AIに何を、どこで、何とつないでやらせるか」の部品だと考えてください。
04-A
プロンプトは「依頼書」
- 01役割誰として答えるか
- 02目的何を達成したいか
- 03背景前提・現状・使える資源
- 04制約やってはいけないこと
- 05出力形式どんな形で受け取るか
#役割 あなたは経理部の業務改善担当です。 #目的 月次締めの作業時間を短くしたい。 #背景 現在は手作業で3日かかっている。使えるのはExcelとChatGPT。 #制約 個人情報は入力しない。社外サービスへの自動送信はしない。 #出力形式 改善案を3つ、効果と難易度を表にして出す。
目的と制約を書けない依頼は、AIにも部下にも渡せません。プロンプトの上達は、仕事の頼み方の上達です。
04-B
CLI・IDE・API・MCP・Skills
CLI
COMMAND LINE INTERFACE
文字の命令でAIに作業させる操作方法
たとえ:口頭で指示を出す現場監督
Claude Code・Codexなど。AIがファイルを読み書きし、作業を実行する。
IDE
INTEGRATED DEVELOPMENT ENVIRONMENT
コードを書くための統合作業場
たとえ:道具がそろった作業机
VS Code・Cursorなど。AIと並んで編集・確認ができる。
API
APPLICATION PROGRAMMING INTERFACE
ソフト同士がAIを呼び出す窓口
たとえ:AIの受付カウンター
自社システムにAIを組み込む入口。従量課金とキー管理が必要。
MCP
MODEL CONTEXT PROTOCOL
AIと外部ツールをつなぐ共通規格
たとえ:AI用のUSB-C
Notion・Slack・社内DB・WordPressなどとAIを接続する。
Skills
AGENT SKILLS
業務手順をAIに渡すパッケージ
たとえ:AI用の業務マニュアル
手順書・テンプレート・スクリプトを束ね、毎回同じ品質で実行させる。
04-C
習得の順番
LEVEL 1チャットで頼む
プロンプト5要素で、作業を任せられる。
LEVEL 2手順を型にする
うまくいった依頼をSkillsにして、誰でも同じ品質で回せる。
LEVEL 3作業を実行させる
CLI・IDEで、AIにファイル作成や集計を実行させる。
LEVEL 4業務とつなぐ
MCP・APIで社内ツールとつなぎ、業務の流れに組み込む。
WORK 04
週1回以上発生する定型業務を1つ選び、プロンプト5要素で依頼書を書いて実行する。出力を見て、足りなかった要素を書き足すところまでがWORK。
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